あいにくの空模様の中で、第159通常国会が始まった。先の特別国会の3日目のように、今日は天皇陛下が開会のお言葉を述べられた。印象的だったことは、「国民」「国際社会」という言葉は使われたが、「国家」「日本」という言葉は出てこなかったこと。出席議員は、やはり全員が陛下とは視線を合わせずに聞いている。天皇誕生日の陛下のご挨拶の時にはそのようなことはなかったわけで、いつもそうするプロトコルではなさそうだ。これも慣習的なフォーマリティなのであろうか。
本会議は午前と午後の二回行われた。午前は委員会委員長の選出、午後は首相による施政方針演説と川口、谷垣、竹中各大臣による演説である。これがやはり結構退屈である。昔ワシントンDCに住んでいたとき、クリントン大統領の就任演説を野外で直接聴いたことがあるが、彼我の差である。どちらも原稿はあるのだが、心にジーンと来るものはない。それを証明するかのごとく、中川大臣や石原大臣があからさまに居眠りを始める。そんな状況を見て、野党がヤジり始める。私はふと、先日の日本各地で荒れた成人式とイメージがダブってしまった。ただ、成人式が荒れれば権威が抑えようとするが、国会が荒れてもだれも抑えない。また有権者に申し訳ない気持ちになった。 |
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