民主党議員が経歴を詐称した問題が大きく紙面を飾り、その問題に関して自民党幹部がそのように表現して非難した。単純な問題が、かくも大きく長引くことが残念でならない。人も組織も、失敗をしたとき、それにどう対処するかで評価が天と地ほどに分かれるとよく言われるが、これもその典型であろう。身内に甘いという党の評判まで立ってしまっている。党へ迷惑をかけられないので離党する、という理屈は世間には通用しないのではなかろうか。
同じ言葉で今度は小泉総理がヤジを受けることになった。昨日の衆院本会議の場で、自衛隊派遣先サマワの治安安定の根拠に、「市評議会」の存在を挙げたが、実はこれがすでに解散していたのだ。知っていてウソをついたのか(これはこれで大問題である!)、あるいは本当に知らなかったのか定かではないが、どうやら防衛庁長官から知らされていなかったらしい。この結果、今日予定されていたイラク特委員会は開かれず、また予算委員会が紛糾した。民主党は明日の本会議での総理の答弁訂正を求めている。
なお、この情報は共同通信が取材配信した記事が岩手日報というローカル紙に掲載されていたものである(1月24日)。そして1月27日、サマワの共同通信社だけがテロに狙われているという情報が何故だかCPAから共同通信社に入り(共同通信社自身は脅迫等を受けてはいないのに!)、同社は活動拠点のサマワからバグダッドへの移動を余儀なくされた。実に奇妙なタイミングである。
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