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フジモリ元ペルー大統領

今日は地元千葉にてフジモリ元ペルー大統領のお話を聞く機会に恵まれた。ペルーといえばいわゆる反政府勢力センデロ・ルミノソの活動が活発であった国としてもよく知られ、昨今の日本のテロ警戒が強まっている情勢を反映してか、聴衆も真剣そのものであった。私としては外国のリーダーのお話はフィリピンでラモス、エストラーダ、アロヨの3代の大統領とお話をして以来のことである。日本語はたどたどしかったが、やはりリーダーとして信念を貫いて一時期の一国の代表をつとめた方の言葉には威厳と人を感動させる力がある。中でも、やれるわけないと揶揄される中で、ガソリンの値段をリッター2円から一挙に60円に値上げを断行するなど、国を刷新するためには反対を押し切った決断が必要との話には説得力があった。また国民総生産の5%相当の赤字を毎年垂れ流していた非効率な国営会社を整理する話など、まるで日本の進むべき道を指し示しているようであった。ペルーもアメリカ同様、大統領は国民から直接に選出されるわけで、日本のような議員内閣制の政治制度ではない。その差と言えばそうかもしれないが、日本にもやはりもう少し一本筋の通った毅然としたリーダーが、そろそろ登場するべき時期が来ている。
 
   
2004年2月16日
田嶋 要
 
 


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