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麻生総務大臣

昨日初質問した麻生さんについて、若干書こうと思う。おそらく、かれは政治家とくに若い人たちの間で結構人気がある。すぐ近くに座っている野田聖子議員ともかなり近しい感じだ。語り口にユーモアのセンスがあって、しかもはっきりと話をする。あまり逃げない点もいい。昨日の答弁でも、結構ドキッとするような発言がいくつかあった。

しかし、たとえさわやかな感じであっても、今回の答弁を聞いている限り、業績を伸ばす、あるいは会社を蘇らせる民間経営者のように「こんな政府案では地方が喜ばない!」と、バシッとは役所に対してやってくれそうもない。私が「このように地方の有力首長の方々から"酷評”されている地方交付税改革を、本当にこのまま進めるのか」という内容の質問に対しても、結局は今のまま進めるというような回答しか彼の口からは聞かれなかった。

ご存知の方も多いだろうが、彼のお祖父さんは、あの故吉田茂元首相である。いわゆるサラブレッドということだ。しかも、驚くことに彼はオリンピックへ出場している!種目は射撃。だから昨日の私の質疑の中で、私は「ちょうど射撃のように、ぶれることなく目標を実行してください」というような中身のコメントを確か補助金改革に関してしたのだ。TVでは分からないが、そのとき麻生さんはニヤニヤと笑っていた。サラブレッド、オリンピック、企業経営者、結構稀有な経歴である。その経歴が泣かないよう、毅然とした態度で官僚と対峙し、思い切った改革を進めてもらわねば困る。
 
   
2004年3月3日
田嶋 要
 
 


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