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夫婦のつながり、親子のつながり

選挙の前も現職になってからも、いろいろなマスコミからアンケートを依頼される。もちろん極力時間を取ってまじめに回答するわけだが、これがなかなか骨が折れるのだ。容易に想像できるとおり、質問というのはニュアンスがある。またYesかNoかだけ答えると誤解を招くものもある。ただ、いろいろ条件を書き込むこともためらわれるので、私としては割り切って、誤解を恐れず直感的に一番しっくりくる答を選択するようにしている。

実は今日の新聞に、つい先日私も答えた現職国会議員アンケートの集計結果が二つ出ていた。一つは夫婦別姓について。これには、私もその意見だが、「同じ姓を名乗る必要はない」とする意見が47%で最も多かった。さらに政党別では、自民党以外は別姓容認が過半数。自民党の場合は、なんと「妻が夫の姓を名乗るのがよい」が15%なのである。驚いた。で、もう一つのアンケートは世襲について。これには、私もその意見だが、「好ましくない」が39%、「特別視する必要がない」が57%。しかしよく見ると、容認派は自民党だけが過半数の77%であり、自民党以外は全て「好ましくない」が過半数なのである。

なるほど興味深い。このわずか二つのデータを見比べるだけでも、やはり日本という国の制度やシステムが、なぜ時代のスピードにまったく付いていけないのか、が想像できる。政権与党の自民党だけが、なぜ突出して意見が違うのか。これは恐らくは世代交代が進んでいないからであろう。そして、そのことが、この二つのアンケート結果に象徴されるように、この国のかたちのあらゆるところに染み出してくるのであろう。
 
   
2004年3月17日
田嶋 要
 
 


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