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今、泣いちゃう?



「将来、泣いてもいいわけ」などと年金保険料の支払いを訴えていた女優の江角マキコさんが、自分自身年金不払い者だったことが発覚し、マスコミに書きまくられている。このCMは新聞でも全面広告で大々的にやったので、ご記憶の方も多いだろう。私自身も選挙のずっと前、昨年7月28日の日記(http://www.k-tajima.net/diary/030728.html)でこの社会保険庁の広告に関する所感を述べさせてもらった。今、その日記を読み直しても、思いはまったく変わっていない。

まあ、個人的には、民主党の代表が江角さんの証人喚問を要求するような問題でもないとは思うが、しかし社会保険庁という所がいろいろな意味でホトホトお粗末なのも確かだ。今日の新聞では社会保険庁が、国民年金の不払い者を減らすため、国税庁と情報を共有するなどという記事があったが、果たしてどのくらいの効果があるやら。改めて、あの時の広告のキャッチコピーを見直してみると、本当に墓穴を掘っていることがよくわかる。「納めないと、もらえない。国民年金」これでは、まるで今の日本の年金制度が「賦課方式」ではなく「積み立て方式」であるかのような誤解を与える。そんなことを社会保険庁自らが言うものだから、先日、千葉の方の某雑誌がやった若者への年金アンケートでも、「私、年金もらえなくていいので、払ってません。もっと有利な運用を自分でします。」などと答える若者が本当に多いのだ。

江角さんも、とんだ総攻撃を食らって、戸惑っていることだろう。自業自得ではあるが、余りまたマスコミが書きたてると、「将来、泣いてもいいわけ」とすごんだ本人が今、泣いちゃうことにもなりそうだ。

 
   
2004年3月25日
田嶋 要
 
 


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