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内憂外患


今日の夜になって朗報が飛び込んできた。経緯はまだ明らかではないが3人の拘束された日本人が無事解放された。イタリア人が殺害されたり長期化を懸念する矢先の出来事だったため、喜びもひとしおである。最悪の事態は免れた。

と思いきや、またイラクで日本人が行方不明となっている。この戦乱の地に自ら赴く者が悪いのか、あるいははっきりと渡航禁止を打ち出さない政府が悪いのか、一難去ってまた一難である。更なる情報がないとなんとも言えないが、イラクがますますおかしくなってきていることだけは確かなようだ。米国は必要なら軍隊を増派する用意があるというが、日本も何が国益にかなうか、いま一度真剣に考え直す時期に来ている。

国内も大変である。年金が今国会最大の争点であるといっていた矢先に、元社会保険庁長官が逮捕されたのだ。聞けば、その人間が、グリーンピアなどで巨額の損失を作った張本人の一人というのである。国民の誰もが怒りを通り過ぎて諦めの心境にあるとき、まさにとどめの一撃である。やはり、流れの無い水が腐るように、変化の無い組織や制度も腐敗は止められないのだ。民主党が掲げるように、一日も早く社会保険庁と国税庁を統合して、新しい年金制度のもとに出直すのが国民のためである。

 
   
2004年4月15日
田嶋 要
 
 


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