菅代表が辞任した。今日夕方5時からの両議院懇談会の冒頭挨拶である。さぞかし悔しいことだろうと、胸中は察せられる。ばかばかしいと言えば、その通りだ。だが、あまりにも構図が悪かった。政府与党の攻撃の先頭に立った代表だったからこそ、このような決断をせざるを得なかったわけだ。戦術的な失敗ということも言える。事態というのは往々にして、その本質的な重要性とは無関係に進んでいく、ということの良い例であろう。
年金に関するいわゆる「三党合意」に関する判断が、党執行部への一任ということになった。事実上の承認である。5時から9時まで、延々4時間にわたり、賛成・反対の意見が続いた。とても妥協点を見出せるような内容ではない。興味深いことは、それぞれ、傾聴すればそれなりに説得力があるということだ。だからこそ、意見をまとめるのは難しい。最後はひとりひとりが静かに総合的な判断をするべき問題のはずだが、その懇談会の場では、採決は行われなかった(採決は総会でしかできない取り決めなのだ)。とはいえ、執行部一任という合意は“それとなく”取り付けられた。結果的には、私も望んでいた形で、どうやら収まったという感じである。
今日の議論の中で、菅さんの後継者の話はまったく無かった。そして、小沢さんは、いつものように、姿を見せなかった。
|
|