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国会が閉会したばかりだというのに、今日も国会に行った。「閉会中審議」と言っ
て、閉会中でも重要案件については、委員会が開催されることがあるのだ。今日は、
私も所属するイラク支援特別委員会において、昨今マスコミが多く取り上げている、
自衛隊の多国籍軍への参加について質疑が行われた。
今年の通常国会において、政府の姿勢に関する最大の特徴は「説明責任の完全な欠
如」であると思う。年金改革の顛末を見れば明らかだ。そして今日も、それが十二分
に発揮された。外務省から事前に用意された配布資料には以下のように書いてあっ
た。「自衛隊は、多国籍軍の中で活動しますが、統合された司令部の指揮下に入るも
のではありません。自衛隊は、、、、我が国の指揮に従い、、、、、イラク特措法及
びその基本計画に基づき、、、、、人道復興支援活動等を行うものであり、この点に
ついては、米、英両政府と我が国政府との間で了解に達しています。」そもそも、英
語でunder unified commandと表現されているのに、多国籍軍の指揮下には入らない
と強弁する外務省の良心が信じられない。しかもご丁寧に、米英政府の了解を得てい
ると言う。しかしこれがまた腰を抜かすような話なのである。
小泉総理は、まず「文章でその了解内容を提出する」と先日約束した(今日の委員会
は欠席した)。しかるに、本日、民主党の前原氏の質問に対し、外務大臣は「外交上
の慣習で、そのような文章は提出できない」と答弁した(最後は、理事会で提出の可
否を協議するということになった)。ところが、その後の野党の質問に対して、政府
委員(政治家に代わって答弁する官僚のこと)が、そもそもその了解はいわゆる「口
約束」なのだと答弁した。憲法上の問題にもなりうる多国籍軍への自衛隊の参加を、
国民、国会に全く説明することなくブッシュに約束してしまう日本の総理大臣、そし
てまた、その参加の最も重要なポイントに関して、「口約束」で外交を行ってしまう
今の内閣。到底許されることではない。
ちなみに、多国籍軍への参加は、海部俊樹総理大臣の時代に見送られたことがある。
そして今回も、国連決議1546は全会一致だったとはいえ、ドイツもフランスも参
加はしないのだ。また当の米国側の文章の記述でも、日本の自衛隊だけが指揮命令と
いう点で特別な位置付けにあるというような説明は一切無いのである。
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