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参議院選挙の応援で、地方都市を回っている。昔から世界のいろいろな街を見てきたが、今でも知らない土地を初めて訪れる時にはワクワクする。だが、大概の場合、駅前の風景には幻滅する。日本の地方都市の風景はどこも似たりよったりだ。特に、最近は、どこの街も駅前にはファーストフードと消費者金融の宣伝が目立つ。空き地はコインパークである。ヨーロッパの街のような個性的な顔が、本当に日本には皆無だ。今年の国会で景観三法なるものが通過したのも(http://www.k-tajima.net/diary/040420.html)、このような個性のない、美しくない街が日本のいたるところにあふれたことを反省する面もあるわけだ。
どうしてこのような風景があふれてしまったか。理由はいろいろあろう。だが、私はこれまでの中央集権の縦割りの行政手法が、日本中いたるところに個性のない街を造ってしまったことは否めないと思う。これからの日本は、地域でのさまざまな課題に力を注いでいく必要があるが、多くの人が地域の重要性を認識するにつれて、今の街の風景もまた個性的で美しいものに変貌していくことを願いたい。そのためには、やはり分権社会を推進して、その街に住む多くの人々の創意工夫が街づくりに反映されやすい環境を作っていくことが重要なのである。今までのはコンクリートによる「街造り」、これからは心が安らぐ「街創り」である。
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