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言うまでもないことだが、年齢とは、普通、この世に生を受けてから今日までに経過
した年数を指す。私が今42歳と10ヶ月というのも、そういう意味だ。それはそうな
のだが、最近私は年齢に関しては新しい定義が適切だと思うようになっている。それ
はつまり、将来、自分が天寿をまっとうする日をXデーとして、そのXデーから何年
“手前”に今いるのか、という定義だ。そして、そのXデーというのは、(もちろんいつ
だかは誰にとっても分からないのだが)、その人の毎日の生き方により、近づいたり遠
ざかったりする、いわば Moving Target なのだ。クヨクヨせず、毎日朝起きて、
「今日も新しい人生だ!」と思って元気に生きれば、その Moving Target
は、丁 度、 プラスの磁石が別のプラスの磁石を近づけられた時のように、すーっ、すーっと
後ずさり
をするのだ。つまり、生き方次第では、“年とともに若返る”ことができるのである。
なぜこんなことを考えついたかというと、それは恐らく自分も含め大勢の政治家を間
近で
見たからである。民主党には老若男女57名の新人がいるが、彼等が押しなべて実に ハツラツとして若いのである。尤も、これは新人議員だけの話ではない。とにかく皆、
「生」が強いのである。政治家には長生きする人が多いという話を聞いたことがあ る。
また最近知ったのだが、飛行機に乗るときには政治家の乗っている飛行機がい い、と
いうことも世間で言う人がいるのだそうだ。なぜなら政治家は「運」が強いか らだ という。
これらが本当かどうかは知らないが、一つ私自身の経験から言えることは、 選挙を一度 やって、私自身前よりも若返ったような気がしてならないのだ。
政治家の仕事は確かにハードだし、汚れ仕事だし、リスクも大きいし、世間からは見下
げられている面もあるわけだが、一方で感動する場面も多い。有権者に励まされ応援
されて、有権者から「気」を頂いているのである。また、ハツラツとしていること自 体が、
政治家の仕事の一部でもあると思う。 そんなわけで政治家は押しなべて元気 であり、
そんなわけで「年齢」というのはこの新しい定義の方がしっくり来るように 思えてならな
いのである。そんな定義であれば、高齢化社会といって、単純に生まれ てから65年を
過ぎた人を一括りに「高齢者」と呼ぶことも無くなるのであろう。ただ、 これだと年齢の測
定が出来ないゆえに、この年齢の定義が採用されることは、残念 ながらまずあるまい。
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