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ワシントンDC時代からの仲間が、民主党政治家を始め私の周りには大勢いるが、いつ
もアポも取らずに私の部屋に入ってくるK氏もその一人である。当時の私は世界銀行
グループのIFC(国際金融公社)という組織に出向していて、いわゆる途上国の民間
部門に対するプロジェクトファイナンスを担当する投資官(この時が、私が「官」を
経験した最初で最後だ)であった。一方、K氏は、政治とのつながりは私よりもずっ
と長く、ワシントンDC時代、つまり今から10年以上前にも今の民主党の議員らとの
付き合いも色々あったそうだ。
そんなK氏は、私の部屋を訪ねてくるたびに、色々な情報をもってきてくれる。今日
の彼の情報は、前回に引き続き核燃再処理の件である。これまで政府と電力会社が共
に再処理を推進してきたわけだが、K氏は、そのコストが天文学的な数字となる恐れ
があると警鐘を鳴らしつづけている。再処理費用は18.8兆円と報告されている
が、それだけでも天文学的な数字であるのに、実際には最低でも40兆円は下らない
ということなのだ(詳しくは7月16日付け日経新聞の「経済教室」欄を参照)。
色々とんでもない話が多い中でも、この数字は桁違いだ。この政策で日本が道を誤れ
ば、国家財政は一気に破綻しそうな予感がする。また、色々な利権構造が巣食ってい
る予感もする。もっとも、私はこの分野に関してはまだ勉強を始めてすらいないが、
中立的な立場から諸問題について信用できる情報(怪しい情報が多い中で)を提供し
てもらえる環境は、私の国政活動にとって非常に有り難い。政治の世界でも、持つべ
きものは良き友なのである。
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