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先日、「ミニ集会が一つ日程に入りました」とスタッフから言われて出かけて行ってみたら、いつもと様子が違った。会議室の入り口にタイトルが「ポルノの害悪」と出ている。普通ミニ集会というのは、5名とか10名の地元の有権者の皆様に自発的に集まっていただき、そこに私を呼んで頂き、私と政治全般の様々なお話し合いをする、というような想定なのであるが、今回の集まりは特定の団体による特定の分野のセミナーのようなものであった。それも悪くないか、と思って出席したら、そこで見たドキュメンタリーが結構良かった。それは、米国で女性ばかりを何十人と殺害し、死刑宣告を受けた死刑囚が、死刑執行2時間前にインタビューを受けているという、普段なかなか接することのできない内容のものであった。つい先日日本でも、死刑が執行されたばかりだったので、一層考えさせられる内容であった。
よく日本でも青少年の心に及ぼすポルノの害悪のことが指摘されるが、このドキュメンタリー映画によれば、米国ではすべての凶悪犯罪の犯人が、例外なくポルノの中毒になっているということらしい。麻薬中毒というのはよく聞くが、ポルノも中毒になる、つまり、どんどん刺激の強いものを求めるようになる、ということだ。その行き着くところは、凶悪犯罪であり、そしてそれよりももっと可能性の高い結末は、家庭生活の破綻であるという。すべて米国の実態、統計データではあるが、日本でも間違いなく同じ傾向なのだろうと推測がつく。死刑囚の話を真剣に聞く米国の大学生らしき大勢の顔が映し出されていたが、まさに皆真剣なまなざしであった。このような警鐘を鳴らすような優れた教育的内容の映画を、ぜひ日本でも教育の場に普及できたらと思った。
話は飛ぶが、先日アメリカでは、時限立法として成立していた殺傷能力の高い銃の所持を制限する法律が、延長されることなく失効した。クリントン政権時代に、あの日本人留学生が射殺される事件などが起こって、成立した法律であったが、残念ながら全米で最も強力な圧力団体といわれているNRA(全米ライフル協会)の猛烈な圧力で、延長はできなかったらしいのだ。実に悲しむべきことである。日本でも銃の事件が増えているとは言われるものの、やはり米国のような銃社会とは決定的に違う。その点、日本は幸せである。運が良かった。しかしポルノに関しては、日本の現状は米国と比較しても決して安心できる状況にはない。ましてや、インターネットがこれだけ普及した時代には。ここでも日本の教育力が問われている。
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