この夏、シーズン最中から1リーグ制や球団身売りの話でドタバタあったプロ野球界では、若い三木谷社長率いる楽天グループが仙台で新球団を作ることに決定した。ライブドアに対する同情もかなりあったというが、経営の安定性と財政力を考慮した決定には同感できる部分がある。さらに私個人的には、新聞に並んで載っていた時の三木谷社長の「目」は、堀江社長のそれとはかなり違うという印象だ。三木谷さんは「目」がいい。澄んでいて鋭い。
一つの見方として、今回の新球団誕生は、まさに今の日本が情報化社会の進化を遂げている象徴のような気がする。プロ野球という、古い体質の世界に今回幾つかの若いITベンチャー企業が名乗りを挙げ、これまでのやり方とは全く異なるやり方でプロ野球ビジネスを発展させようとしている。加えて、プロ野球に参入することで、自分達のITビジネスのコンテンツとカスタマーを拡充しようとしている。ナベツネが去り、三木谷氏が来る。若い世代の新しい挑戦。これこそ、今の日本のあらゆる分野に求められる世代交代なのである。
世代交代といえば、昨年の丁度今日は、私が戦った総選挙の最終日であった。夜の8時まで、選挙カーから必死の訴えを続けていた。祈るような気持ちで戦った選挙であったが、それもまた今の日本に必要な一つの世代交代の戦いだったとも言えるのである。改めて痛感する。日本は色々な分野で同時並行的に大きな転換点に差し掛かっているのだ。
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