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自然体

 

公務の合間を縫って私がかろうじて幽霊会員を免れていた千葉市民オペラの、いよいよ最初の本番日がやってきた。昨日の日曜日、千葉市民音楽祭が地元で開かれたのだ。私が出演するのはもちろん初めてであるが、毎年出場グループ数も観客数も増えているということで、大変喜ばしい限りだ。私たちのグループは28番目の出番であったが、予想以上の反響で圧倒的なステージが絶賛された。私もドキドキしながらオペラ「こうもり」のフランク役で独唱したのだが、幸い本番で何とか大過なく切り抜けることができた。高い音も何とか十分な声量で歌えた。自然体が一番なのは、選挙の時の駅前大演説も、オペラの舞台も同じであるということだ。また、公人としての来賓の形式ではなく、一市民として初めて中身のある活動を一つやり遂げたという満足感も持てた。

その晩は久しぶりに家族との時間もゆっくり持てた。普段は土曜も日曜も無い生活の中で、ささやかな私人としての幸せのひと時である。今、私の子供は4歳と1歳。上は今急激に物事の理解力を付けているという印象だ。かなり手が掛からなくなった。下はもちろん、まだまだ手が掛かる。久しぶりにゆっくり自宅にいたということは、その分だけこの子らを「だっこ」して寝かしたり、絵本を読んで聴かせたり、オムツ換えをしている時間が増えるということと同義である。そして、まだまだ妻が育児に追われている生活であるが、何と加えてこの夏には三番目の予定である。国会議員の同僚は皆、選挙が家族計画に少なからぬ影響を及ぼす。特に衆議院議員は解散によっていつ選挙があるかわからぬため、家族計画はかなり不確定要素との戦いである。選挙の時に奥さんのお腹が大きいと選挙にマイナスだという話も聞いたことがあるが、いつ選挙かなど所詮分からぬから、そんなことを悩んでいても仕方がない。我が家はとにかくこれも自然体で行くことにしているのである。

 

 


 

 
   
2004年11月22日
田嶋 要
 
 


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