選挙と言うのはやはり民主主義の正念場なのだ。先進国であっても、発展途上国であっても、それは同じことである。今のウクライナの状況を見ていて改めてそのように感じた。日本のように、政権交代がいまだに起きていない、危機感が希薄といわれる国もある一方で、実に激しいことの起きる国もある。選挙の結果を巡って、なんと「負けた」側候補のユシチェンコ氏が大統領就任を宣言してしまった。しかも本来は内政の話であるのに、EUやロシアという近隣大国がそれに口をさしはさみ、深刻な政治的危機と国際問題とに発展しそうな気配である。
複雑な歴史はどの国にもあるが、このウクライナも例外ではない。歴史的にロシアと近い東南部、欧州と近い西北部、人口も拮抗しているという。ウクライナにとって、今後も一国に留まるという選択肢は、現実的には相当難しいことなのかもしれない。
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