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昔から、嘘をつく人は実は頭がいい、と言われる。なぜなら、一つ嘘をつくと、その後の矛盾を無くすため、次から次へと嘘をつき続けることになりやすいからだ。今の旧橋本派の1億円の件を見ていると、思わず納得してしまう。そして、その嘘の集合体を矛盾無く“管理”するのは、並大抵のことではないからだ。そんな頭のいい人は、実際にはあまりいない。だから嘘はそのうちにバレるのだ。

お隣のあの国から戻ってきた横田めぐみさんの遺骨が、全く別人のものということが判明した。しかも二人の遺骨が混ざっていたという。一体全体、どういう理性を持った国(政府)なのであろうか。恐らくは嘘をつき通せるとタカを括っていたのであろう。そして日本のDNA解析の技術を甘くみていたのであろう。そもそもが、行方不明の10名の情報など全く当てにならないとはもとから感じていたが、国家間のやり取りでこれほど相手国を愚弄する仕打ちはない。しかも過去にも未遂が一度あったわけだから、弁解の余地はない。

その国の国民には罪はない。むしろ彼らも犠牲者だ。だから、いたずらに罪無き隣人を嫌悪することは慎まねばならない。だが、嘘つき政府は別だ。相手が人間でも政府でも、これが社会の原理原則だ。毅然とした姿勢でわが国が臨まねば、事態の打開は無い。

 

 

 

 
   
2004年12月8日
田嶋 要
 
 


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