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関係者は安堵し、ファンは大満足の素晴らしい試合だった。昨夜行われた日本対北朝鮮のサッカーの試合。その国民にもプレーの力量にも色々な先入観を持ちやすかったがゆえに、意外性たっぷりであったのではなかろうか。北朝鮮のイレブンのプレーは紳士的で、観客からもブーイングなく、最後まで緊迫した試合は、見ていて本当に良かった。北朝鮮の国民と、北朝鮮の政権・権力とは、じつは全く別物なのだ、という当たり前のことを、このような瞬間に改めて実感する。このフェアなゲームを観ていた全ての人が、勝った日本のみならず、敗れた北朝鮮にも大きな拍手を送ったことであろう。
閑話休題。北朝鮮への経済制裁の判断はぎりぎりのところにまで来ている。日本人を誘拐し、嘘とごまかしに満ちた北朝鮮の金政権に対する我々の怒りと、今回のゲームで垣間見ることができた、あの国にもいる大勢の普通の国民に対する思いとを、混同することのないようにしなければならない。国民からリーダーが民主的に選ばれる先進諸国であっても、時として権力者は国民の全く望んでいないことをしでかす可能性はある。まして北朝鮮のような政体であれば、なおさらであろう。
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