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千葉都民

 

「千葉都民」という言葉をご存知だろうか。文字通り千葉の有権者の約7割が東京都寄りの都市部に偏在し、その結果、国政や都政にはまだ関心があるが、一方で千葉の県政や市政に無関心であることを半ば揶揄した言葉である。この言葉、選挙のたびによく出てくる。そして今回も一週間後の24日告示の千葉県知事選挙を前にしてよく聞かれるようになってきた。

千葉の地方選挙に詳しいというある人は言う。「千葉都民にはあまり千葉独自の政策を言ってもダメだ。国政に近い社会保険問題や郵政民営化で自民党対民主党の対決姿勢のなかで選んでもらうのがいい。」そして別のある人は言う。「いや、千葉都民はどうせ選挙に行かないのだから、確実に投票に行ってくれる集団の主張する政策に迎合したものを前面に出すのがいい。そうすれば勝てる。」どちらも失礼な話だが、「千葉都民」と呼ばれる土壌を作った有権者にも大きな責任がある。

もちろん、魅力的な候補者が立たないから、そして各政党が立てないから投票にいかないという理由もあるだろう。しかし、「千葉都民」と呼ばれているような無関心地域に本当の意味で地域を変えようと立候補する人が何人いるであろうか?まずは少ない選択肢かもしれないが選挙に行って選挙権を行使するところから始めよう。まずは私達が「千葉都民」でなく真の「千葉県民」と呼ばれるようになることこそが今回の選挙の本当の意義ではないか。そしてそれこそが地方分権、三位一体改革の千葉における真の第一歩となるのではないかと私は考えている。

 
   

2005年2月18日
田嶋 要

 
 


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