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「借金時計その後」

 

 以前、私の公式サイトには借金時計というものがあった。国の債務総額の過去の増額ペースか
ら現時点での借金総額と一家庭あたりの負担額をシミュレーションし、時々刻々と表示するよ
うにプログラムされたものだ(注)。設置しているときは「見ているだけで寒気がする」とい
う有権者の方々からのお問い合わせもあって、ある意味で「好評」だった。しかし、先日それ
を削除した。なぜならば政府が発表する現実の借金額の増加スピードが借金時計で想定してい
たものよりもあまりに加速していくので乖離が激しくなってしまったのだ。

そして先週の金曜日(25日)に財務省から発表された数値では昨年12月末時点の国債、借入
金などの「国の借金」は751兆円になり、昨年9月末より20兆円(2.8%)増え、過去最高を更新
したとのこと。これでは自動プログラミングの借金時計が正しい数値を刻もうわけがない。

(参考)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1F2500K%2025032005&g=E3&d=20050325

 「地方債務が200兆円レベルで推移しているので、この3月末では国と地方を合わせた借金は
約1000兆円になることが確実になった。」とある。ついに嫌な「大台」に乗ってしまうのである。
もう春はすぐそこに来ているというのに背筋の寒くなる話である。

(注)
 「日本の借金時計」(http://www.takarabe-hrj.co.jp/takarabe/clock/)の自サイトへの転載
にあたっては、経済評論家 財部誠一氏が主催する経済政策シンクタンク「ハーベイロード・
ジャパン」社から了解をいただきました。

 
   

2005年3月29日
田嶋 要

 
 


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