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本日新たに社会人となられた皆さん、おめでとうございます。
新しいスーツ姿を街角で見かけ、私も自分の新入社員時代を思い出しました。
今日はそんな皆さんにメッセージをお送りしたいと思います。
まずひとつめは「常に自分の将来像について明確なイメージを持っていただきたい」
ということです。仕事を始めたばかりの時は毎日新しい出来事、人間関係で一杯に
なってしまってそれに追われてしまいます。しかし、大事なことは常に3年後、5年
後に自分はどういう自分になりたいのか?何をできるようになりたいのかを頭の中で
描き続けることです。このイメージを持ち続けていられたら、たとえ忙しい毎日を
過ごしながらも自分を見失うことはありません。一番避けなければいけないことは
日々を乗り切るがためにいつのまにか自分の目線が足元に落ちたままになってしまう
ことです。常に「目線は高く遠く」を心がけましょう。
二番目に皆さんは就職はしましたが、就「社」したわけではないということです。
皆さんが今日から始めたことは会社のなかでの自分探しではなく、社会の中での自分
探しです。もちろん会社の仕事を通じて自己実現することも大事です。でももっと
大事なことは社会にとっての自分のポジション、役割を見つけることです。ひょっ
としたら、あなたの本当の居場所はその会社ではなく別のところにあるのかもしれない。
あなたに周囲が期待していることは別のことかもしれない。自分が本当にわくわくする
ことや達成感を得られることは違うことかもしれない。皆さんはきっとまだ自分の
可能性にすべて気がついているわけではないでしょう。だから会社の仕事を通じて、
あるいは地域のコミュニティを通じてまだまだあらゆる可能性を探っていってください。
あなたが本当の居場所を見つけることが社会全体にとっても一番いいことなのです。
社会人になったことは社会のなかでの自分探しのゴールではなくスタートだということ
をいつも意識していただけるといいでしょう。
三番目に社会人として政治・経済の動きに関心を持ってください。今まではあまり関心
を持っていなかった人も多いと思います。でも一ヵ月後に初めて給与明細をもらったら
おのずと関心をもたないわけにはいかないと思います。そこには現在の社会保険制度、
地方財政、税制度、雇用保険といったことが数字で出てきます。自分のお給料から誰が
何をどれだけ控除(天引き)していくのか実感してみてください。そしてそのお金の使
われ方に関心をもってください。そうすれば今の政治・経済の問題点におのずとぶつか
ることになります。皆さんは今日からそういう社会システムに責任を負う重要な一人に
なったのです。政治や経済は今まで思っていたように誰かがやっている遠いことでは
決してなく、皆さんのすぐそばにあって皆さん自身が真剣に考えなくてはいけないこと
なのです。
以上、3つ私から皆さんにメッセージをお届けします。
春です。気分がわくわくする季節です。
顔をあげて胸を張って歩いていきましょう。皆さんの前には厳しくもエキサイティング
な日々が待っています。にっこり笑ってその日々を楽しんでいきましょう。
おめでとう、皆さん!
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