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先日の日記に、竹中大臣が総務委員会に出席しなかったので、総務委員会自体が流れ
てしまった、と書いた。もう少し解説したい。我々民主党は、そもそも小泉さんの最
重要政策課題として掲げる「郵政改革」(民主党は「郵政改革」には大いに賛成であ
るが、小泉流の「郵政民営化」は、昨年の道路公団民営化と同様、反対の立場であ
る)は、郵政公社の監督官庁である総務省を管轄する、衆参の総務委員会で議論する
のが筋であると考えている。だが、麻生総務大臣は郵政民営化に反対の総務省のボス
であるから、小泉総理は敢えて麻生さんをハズし、竹中大臣を郵政民営化の担当大臣
として任命した。のみならず、総務委員会ではなく、特別委員会で法案審議を企てて
いるわけだ。
どの法案を、どういう優先順位で、どこの委員会で審議するのか、と行った国会での
審議手続きに関することを与野党が交渉する場が、いわゆる議院運営委員会といっ
て、それ自体で一つの委員会を構成している。どんな交渉があったか詳細は定かでは
ないが、今回ようやく総務委員会で郵政を一般質疑(法案に対する審議ではない)を
する段取りができたわけだ。上述したような経緯から、当然、ここは麻生さんではラ
チが開かず、竹中さんが出てきてもらわなくてはいけないわけだが、竹中さんは「職
務多忙」を理由にドタキャンしたのだ。竹中さんはドタキャンを否定し、「情報収集
面で不十分なところがあった」などと本会議場では釈明したが、委員会出席という
ルーチンのアクションに関してそんな言い訳が通用するはずがない。そもそも、国会
という場で答弁に立つ以上に大事な大臣の仕事はそれほどには無いはずである。本人
のみならず、周りの官僚もそんなことは百も承知のはずだ。
民主党は現在、上述の議院運営委員会で竹中大臣の辞任を主張し、与党の対応を求め
ている。突飛な印象を受けるかもしれないが、それだけ今回の竹中大臣の判断は民主
主義の原則に悖るのである。ちなみに、過去にもドタキャンが起きたことはあるよう
だ。吉田茂総理時代にまでさかのぼるそうだが、総理自身が仮病?を使って国会出席
をドタキャンし、それが発端になって時の吉田政権は倒れたということである。もっ
とも、当時はドタキャンという言葉は無かったと思うが。。。
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