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先日、私の妻が千葉市長選挙の事前投票を済ませてきた。というのも、第三子の出産
予定日が選挙の翌々日、つまり来週の火曜日だからだ。思えば第二子の誕生は私自身
の選挙の4ヶ月前だったし、どうも大変な時期に大変なことが重なるという我が家の
パターンは、まだ続いているようだ。事前投票の時にもらってきた紙風船を、長女と
次女が家の中でキャアキャア言いながら打ち合っていた。
そうなのだ。投票に行くと紙風船をもらえるのだ。まあ、これをもらえるから選挙に
行くという人は多くはなかろうが、紙風船で思い出すのが先日支持者の一人から言わ
れたこと。「投票に行ったら一万円あげます」というような分かりやすい政策を打ち
出したらどうか?、と。バラマキと言われるだろうが、あながち、奇想天外とも思え
ない。確かにコストはかかるが、それほどまでに今の投票率の低さは我が国の深刻な
問題だ。投票率が上がれば、国も地方も改革は確実にスピードアップが図れる。そし
て政権交代は確実に起きる。
先日オーストラリア人と話したら、あの国では投票が義務化されてから、投票率は1
00%にかなり近いらしい。日本でもそうしたらいいのではという話は時々出るが、
義務化しても行かない場合にはペナルティーをどうするのだろう?ペナルティーとい
うと何となく暗いので、むしろ「行ったらご褒美」の方が政策的にはポジティブで望
ましい気もするのだ。
いずれにしても、投票率の低さは危機的である。つまり民主主義の危機である。かつ
て戦後日本の投票率はめちゃくちゃに高かった。スペインでは、あの列車爆破テロ直
後の大統領選挙で、投票率が跳ね上がった。投票率が豊かさ、幸せと反比例するの
を、仕方が無いと諦めてはいけない。また不幸な事件だけを契機に投票率が上がるの
も残念だ。今回の千葉市長選挙も、そんな意味で市民の意識と良識が問われている。
前回の選挙は投票率40%。私が戦った衆議院選挙より15%ほども低い。選挙に行
かない人に限って、行政サービスに文句タラタラ、というのは情けない。皆でこぞっ
て投票に行き、選ばれる新市長にこれからの4年間の市政を託そうではないか!
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