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白票? 薄氷?

 

 今日開かれた衆議院本会議で、郵政法案の採決が行われた。色々憶測は流れたが、はっきり言って誰にもこの結果は予想できなかった。事前のマスコミの多くは、自民党造反が余り多くは無いという論調であったが、見事に外れた。フタを開ければ賛成(白票)と反対(青票)の差はわずかに5票。議場は騒然とした。あと自民党造反が3票あれば法案は否決されていたわけだ。まさに憲政史上初めての「薄氷を踏む」可決である。

今後、自民党造反者の処分はどうなるのか?「みんなで渡れば怖くない」ではないが、本当にあれほど多くの造反者を執行部は処分できるのか?参議院での法案否決の成否は?解散は?まさに一寸先は闇である。しかし、よくよく考えると本来の法案採決は全てこうした緊迫感があるべきなのだ。私も政治家になるまでは知らなかったが、党議拘束というのは、なんとも民主主義を形骸化しているような気がしてならない。だからこそ、長年国会議員をやっている方々にとっても、今日の採決は新鮮なものだったようだ。反対を表明していながら、恫喝されて実際の採決では賛成に回った自民党議員の胸中はどんなであろうか? いずれにせよ、こういった「事件」が起きるのも、次第に自民党の結束が劣化し、自民党政権の終焉が迫っているということの一つの証なのであろう。

 
   

2005年7月5日
田嶋 要

 
 


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