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危機管理担当

 

 昨晩夜11時過ぎ、突然私の携帯電話が鳴った。同僚の細野代議士だ。その細野さんから、唐突に「今から東京に来て欲しい。」と頼まれた。パキスタンで起きた大地震に対処するためだ。実は先週、私は前原新代表の役員室の次長となり、危機管理の担当になったばかりなのだ。それが、突然深夜に最初の仕事となった。

 東京永田町の民主党本部まで深夜にタクシーを飛ばし、翌日の支援対策本部の設置に関して、細野さんと打ち合わせた。その時点では死者数は約3000人と言われていたが、神戸大震災の経験では、その数字はほぼ間違いなく時間とともに増えていく。あらゆる事態を想定して、野党とはいえしっかりと初動をする必要がある。国内の場合に比べれば、あるいは政府与党に比べれば我々にできる選択肢は限りがあるが、さりとて政府だけに任せておくわけにはいかない。特に、危機管理と言うのは、日本の縦割り行政が苦手とする最たる分野の一つでもある。

 昨夜の打ち合わせを受けて、今日日曜の午前10時から党本部で、前原代表ともども外務省とJICAのスタッフから状況説明を受けた。政府が一刻も早く対策本部を立ち上げることを要望するとともに(つまり、この時点では立ち上がっていなかった)、その後の代表との打ち合わせで、パキスタン大使館へのお見舞い、現地への調査団派遣、国会議員のカンパ活動の開始など、具体的なアクションを決定した。

 予想通り、犠牲者の数が今も増大している。2万人を超えるとも報道され始めている。自然災害の犠牲者は、残念ながら今の時代も無くすることはできない。首都圏での大地震発生の可能性が言われて久しいし、また自然災害ではないが、危機管理という意味ではいつ何時のテロの発生も想定しなければならない。こうした事態が国内であれ海外であれ起きた場合に、支援を求める方々のために少しでもお役に立てるよう、民主党国会議員の一人として、私も与えられた任務を全うしてゆく覚悟である。

 
   
2005年10月9日
田嶋 要
 
 


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