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ご存知の方も多いと思うが、議員は年賀状を出せない。今年も多くの有権者から年賀状を頂戴したが、ご返事を出せずに大変心苦しい。ただ、これも法律で決められたことなので、そのようにご理解いただくほかはない。
今年は、確か何十年振りかに年賀状の一月二日の配達が行われた。郵政公社のサービス改善の一施策らしい。個人的には、何もそこまでしなくともとは思うのだが、小泉内閣が着々と進める郵政民営化を何とか阻止するために、「公社のままでも優れたサービスはできるぞ」ということをアピールしようという意欲の表れであろう。
そんな新たな試みをしても、年々年賀状の配達枚数は減っているらしい。確かに私のところにも、電子メールで賀状を送ってくる人も増えてきている。おまけに来年からは人口が減少を始めるわけだから、この傾向は当分続くのであろう。私もかつてある時期に、年賀状を出すのを一切やめようかと思った頃があった。だが、最近はそうではない。やはり年賀状は素晴らしい伝統だと思う。誰にも一人や二人そういう知人がいるのであろうが、年一回の年賀状のやり取り以外に全く交流の無い人間関係というのも、細く長く、文字通り有難いものである。二十年も、中には三十年も、会ったことも声を聞いたこともないわけだが、確かにどこかで元気に生きていることだけは、お互い年一度、確認できるのだ。
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