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教育関係者にショックを与えた日本の子供たちの学力低下のことを以前この日記でも書いたが
(http://www.k-tajima.net/diary/041210.html)、今度もまたショックであろう。17日付け
の日経新聞に掲載されたアンケート調査結果「日本の子供の学力を回復させるにはどうすれば
よいか?」その第4位から2位までがそれぞれ、授業時間を増やす、少人数学級にする、体験
学習を増やす、と授業のあり方や中身に関するものであるのに対し、ダントツの第1位が、
「学校の先生の評価を厳しくする」だったのである。
「アンケートに回答したであろう世間の親の多くは、自分達の家庭での教育のことは棚に上げて、
学校の先生をスケープゴートにしている!」、こんな非難が聞こえてきそうだ。私も、学校教育
以上に家庭教育が問題だという印象は持っている。しかし、このアンケート結果を、教育関係者
も素直に受け入れる態度が必要だと思う。少なくとも、自己防衛に走るのではなく、自己批判的
にオープンな議論をするべきだ。
民間企業では当たり前であっても、「評価を厳しくする」というと抵抗感を持つ教育関係者も多
いかもしれないが、私は"適度な”競争原理が機能することはプラスだと考える(相対評価と絶対
評価をどう組み合わせるかという議論もあるが)。特に先生とか医者とか、社会的責任が大きい
にも関わらず、国家資格(免許)取得後に第三者的な評価を受ける機会がすくない職業に関して
は、定期的に評価をし直さなければ、どうしても長期的には全体の質が低下するのは避けられな
いと思う。どうしてかと聞かれれば、「人間は本質的に易きに流れるものだからだ」、と答える
ほかない。良いか悪いかは別にして、子供はテストがあるからとりあえず勉強する。大人であっ
ても大差はなかろう。多くの先生方が日々授業のレベルを上げようと精進されていると思うが、
今回のアンケート結果が先生への期待がいかに大きいかを示している以上、評価フィードバック
システムの検討を前向きに捉えてもらえればと思う。そして私はひとりの親として自分の父親レ
ベルを日々あげる努力をしようと思う。先生にきちんと意見提起ができるように、そしてなによ
り親という「職業」は国が認定する資格制度こそないが、最も責任の重い自覚を問われる役割だ
と実感しているからである。
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