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今朝の姉歯氏の証人喚問の答弁を聞いていると、事件と事故の違いはあるが、ふと話が例の東証のジェイコム株の話とダブって感じられた。
「(偽装を)やってはいけないと思いながらも、弱い自分がいました」。構造計算書の偽造に手を染めたことに「心の痛みを感じなかったのか」と問われ、姉歯元建築士はそう語った。しかし、「病弱の妻が入退院を繰り返す中で、(偽造を断ると)収入がゼロになってしまうということで自分の中で葛藤(かっとう)がありました。仕事がなくなってもいいと何度も思いましたが、できなかった」。
こういう人間の弱さ、過ちをも防ぐ仕組みが今の建築確認の検査制度ではなかったか?圧力を掛けたとされる木村建設、偽造設計を現に行った姉歯氏、そしてそれを見抜けなかったEホームズ。
みずほ証券の担当者がミスをした。富士通が納めた東証のシステムが、ミスを最小限の被害に抑えるためのシステム設計になっていなかった。400億円の損失は、誰が負担するべきなのか。
どちらも、とても有得ないようなことだ。いまの制度やシステムを国民は信頼し切っていたといっても良い。でも、信頼はこうしてあえなく裏切られる。これらから得られる教訓は、身の回りの様々な今ある制度・システムは、やはり全て疑ってかからねばならない、ということだろう。輸入が再開される米国産牛肉の検査体制も例外ではない。
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