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私のHPに幾つかご意見が届いた。さぞ例のライブドアメールの件の苦情が多いだろうと思いきや、「議員が国民のために行動するとき」「どの党も問題になるようなことを起こしている暇は無い」「大局観で竹中大臣に負けないように」と、どれも身にしみる有難い言葉ばかりだ。初心を忘れることなく日本を良くしようと私も必死に努力はしているが、現実には様々な困難、ジレンマ、落とし穴。こんなときこそ、目線を遠くに、上を向いて歩くほかは無いと思っている。
大局観といえば、先日の党首討論で、久しぶりに教育の議論になった。前原代表は、あのよく知られた国際比較のデータを挙げた。対GDP比で見た、教育機関に対する国の支出の割合である。アメリカ5%、イギリス4.5%、ドイツ4%、フランス5%、フィンランド5.5%、そして日本はわずか3.1%。教育はすべての基本だ。「なぜ小泉政権は教育にもっと力を入れないのか。」これに対する小泉答弁は、「平成に入って、子供一人当たりの教育費は5割も増えた」。全くのはぐらかしである。あとで文部科学省に聞いてみたら、あのデータは財務省が用意したものだという。教育にもっと資源を振り向けるべきだという、その出発点の問題意識を共有できないかぎり、前進は期待できない。こういう議論こそ、まさに国会でやるに値する国のかたちの議論である。ちなみに、先日の日経新聞一面トップに出たが、公共事業支出の対GDP比率は、アメリカ2.8%、イギリス2%、ドイツ1.4%、フランス3.4%、フィンランド3%、そして日本は驚くなかれ4.6%である。色々国情は異なろう。しかし、日本だけが資源配分の違いが突出しているということだけは漫w)セ白な事実だ。民主党が主張する「コンクリートから人へ」。リーダーの覚悟一つで、日本のかたちを変えることはできる。
そんな国を作ろうと頑張る民主党が墓穴を掘るというのは、本当に国民が最も望んでいないことだ。今回の永田さんの一件は、私にとっても寝耳に水。動かぬ証拠を掴んだからこそあの時点で動いたのだろう、と思っていた。野田さんや前原さんのかなり踏み込んだ発言も、それを踏まえてのことだと思っていた。それが突然このようなことになり、私も戸惑っている。情報も余り入ってこない。しかし、私の意見は、結局、民主党の実力不足ということだ。批判は甘受し、さらに頑張るしかない。民主党を応援して頂いている皆様に、今回の一件につき私からも心からお詫び申し上げます。
しかし、一方で大局観を忘れてはいけないとも思う。いつも思うことだが、「巨悪は眠る」だ。なぜなら、巨悪は権力と結びついているからだ。私のところにも、政治家の関与の可能性のある談合や不正の情報は確かに飛び込んでくる。だが、玉石混交の情報の中から決め手を見つけるのは容易なことではない。こちらが動けば、証拠が隠滅されるからだ。そして、残念なことだが、証人喚問も、国政調査権も、与党のさじ加減一つである。民主党も永田さんも、今回は焦りすぎた。党のガバナンスにも課題があるだろう。そして結果として墓穴を掘った。大きな痛手だ。しかし、それでも野党は攻めねばならない。失敗から学び、いつかは巨悪を落とさねばならない。
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