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□ 突然代表選挙と言うこととなり、そのあおりを受けて、2日から4日で予定していたBSEに関連する香港出張がなくなってしまった。しかし、BSEに関しては今週二つの重要な動きが。
一つは食品安全委員会のプリオン調査会の12名の委員のうち、4月から6名が交代してしまったことだ。安倍官房長官が何と釈明しても、その委員会のあり方が政治的に利用されていることに辞任した委員らが不満を抱いていただろうことは容易に想像できる。真面目に科学的な見地からの評価をしようとしている専門家の方々には、耐えられない屈辱であったのだろう。また、BSEの危険が高まる中で、自らの責任を後世に問われることにも不安を覚えたのであろう。
もう一つの重要な動きは、香港でまた輸入米国産牛肉から危険部位が発見されたことだ。香港は先の発見の際に、日本のように全面輸入禁止にはせず、その発見された輸出元のみ禁止にする措置とした。その結果、今回のような再発が起きたわけだ。米国はこうした発見のたびに、「それは例外的な出来事だ」と言っているわけだが、日本の発見と併せて3回も起きると、それを例外的とはもはやいえないであろう。米国政府が、一連の不祥事を構造的問題とまず認めることから、後世が後悔しない対策を講じる第一歩となるのだ。
□ 代表選挙で、党内では今週色々な動きがあった。選挙の当日、菅さんの演説は、前回の前原さんとの一騎打ちのときの演説に比べれば、実に力が入っていた。聞き応えがあった。一方、小沢さんの演説は、ほぼ原稿を読み上げる単調なものではあったが、終盤には自分の言葉で好きな映画を引用し、「まず、私がかわらなければなりません。」と言った。その瞬間、会場にはどよめきが走った。あの瞬間に、かなりの票の行方が決まったのではないか。
直後の選挙。どうも遠くから壇上を見ていると、集計作業では僅差の闘いにも思われたが、蓋を開ければ119対72で小沢さんの圧勝である。これほどの差が付けば、誰も結果に文句は言えない。全力で挙党体制に力を尽くすことが、全ての議員に求められるのだ。小沢さんの過去に色々とわだかまりのある方々もいるのであろうが、今の民主党にはそんなことに拘泥している余裕はない。ただただ、新代表・新体制の良い面を最大限引き出すことに一人ひとりが腐心すべきである。
昨晩と今朝土曜日、多くのチャネルで小沢さんの発言を聞いた。二年間国政の場で、ほとんど私も小沢さんを見たことも無かった。もちろん酒など一度も飲んだことも無かった。当然、話を聞いたこともわずかである。国会で質問に立ったことも過去二年間おそらく無いであろう。そんな小沢さんの話を、この二日間でたっぷりと聞いた。人づくり最優先とか、良い事を沢山言っていた。また、「終身雇用や年功序列を守るべきだ」、「今の社会への不安は、社会保障の問題というよりは、むしろ雇用制度の問題だ」という趣旨の発言にはハッとした。いよいよ、あさって火曜日は千葉7区の補選の告示日である。少し明るい兆しが見えてほっとしている。
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