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国会会期の延長というものは、ふつうは与党がやるものだ。というのも国会に提
出され可決される法案のほとんどは内閣提出法案であるため、内閣つまり与党が
一つでも多く法案を通したいと考えるからである。ところがこの国会では、教育
基本法改正案をはじめ12本の閣法が未成立となった。にもかかわらず、結局与
党は(小泉さんは)会期延長を決定しなかった。なぜか。
確かに法案は通したい。しかし与党にとって色々と不都合な案件が出てきた。社
会保険庁の事件は言うまでもなく底なしの様相だし、村上ファンドと福井日銀総
裁の件でも、時間と共に後から後から何が出てくるかわからない。だんだん9月
の総裁選挙が近づく中で、それは何とも具合がわるい。まあ未成立の法案は次の
臨時国会で、新しい総裁の下で通せばよかろう。とにかくさっさと臭い物には蓋
。国会は閉会。
総理の心理を読めば、まあそんな所だろう。しかし、では野党から会期延長を主
張するというのは無理なのか?未だかつてそういうことは一度もなかった、とい
うのが民主党幹部の説明だったのだが。確かに、野党としては反対している閣法
の審議などされない方がいいわけだが、閉会中でも閉会中の法案審議は与党の判
断で出来てしまう(現に今日の本会議採決で与党の望んだ閉会中審査は全て開か
れることに決した)。それなら、社会保険庁や村上や福井の怪しい話をどんどん
国民の前に暴く仕事をやる方が、よほど国民の望むところなのではないか。
いずれにせよ、そんなことを思っている間に、国会は今日であっけなく終わった
。その直後、地元の稲毛駅頭で国会終了のご報告演説を一時間行った。明日から
はまた新しい挑戦である。
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