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理解されない理屈

最近地元を歩いていて、一番お叱りを受けることは、先日行われた滋賀の知事選
挙のことである。私自身は千葉の地元のことで精一杯で、あの選挙が滋賀県でど
ういう形で行われていたか、正直後から知ったが、まさか今どき自公との相乗り
で、しかも惨敗とは驚いた。

そもそも昨年の郵政総選挙の時の民主党の分かりにくいメッセージや、あるいは
今年の忌まわしきメール問題の際の党の不可解な対処など、普通の国民から見て
分かりにくいことは絶対に支持されないということを、あれほど思い知ったはず
であるのに、一体どうなっているのかと思ってしまう。千葉県とはほとんど何の
関係もないはずの滋賀県の知事選のあの「形」に、千葉の地元の有権者がこれほ
ど憤っていることに対し、またもや民主党は猛省をしなければならない。

「せっかくいいところまで行くのに、そのあと必ずつまづく」とは民主党がいつ
も言われることだが、党の中にいても「おっしゃるとおりです」と言うほかない
。小沢さんになって、分かりにくさを戒め、自公との相乗り選挙などは持っての
外、だと思っていたのだが、その小沢イズムはなかなか浸透していないのだろう
か。自主投票であの結果になれば、与党に大きなダメージだったはずなのに、間
違った判断で自民党よりも民主党自体がダメージをまた受けてしまった。滋賀県
の身内の色々な事情は私にも想像はできるが、いつまでも国民に理解されない理
屈を振りかざしていては、いつまで経っても民主党は本当の意味で脱皮はできな
いように思う。


 
   
2006年7月7日
田嶋 要
 
 


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