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伝えることの難しさ(2)

ある有権者の方からお手紙を頂いた。読めば、その方は私の「かなめニュース」を受け取り、中身に賛成できないために支持をしない、というような中身だった。具体的には私の報告書の中の「教育現場にもっと権限と自由を!」というのを問題視された。

そのお手紙には、その理由が詳しく書かれている。その方は中学生のお子様をもつ男性の方で、今の学校の先生には昔よりも大幅な裁量権が与えられ、先生の恣意的な評価や恣意的な授業内容が横行して、教育の質を劣悪なものにしている、ということを切々と訴えられた。よって、私が主張するような「もっと権限と自由を」などとはとんでもない、ということのようなのだ。

私が今の教育現場で起きている全ての問題を十分に理解しているということはないかもしれないが、私なりに現場の方々と意見交換をし、また現場視察もして感じていることは、まさにこの有権者の方がご指摘している内容とほぼ軌を一にしている。そして、私が「教育現場にもっと権限と自由を!」と主張したのは、教育委員会でも文部科学省でもなく、学校現場の校長先生に、問題のある先生に対する人事権、いわば、会社のような民間の世界には当たり前の人事権を現場の長に与えるべきだ、という思いの主張だったのだ。

あらためて、自分の主張を短い文章で的確に伝えることは難しい。


 
   
2006年7月23日
田嶋 要
 
 


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