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戸別訪問犬模様

 始めに断っておくが、私は犬が嫌いではない。嫌いではないが、最近犬には多少うんざりしている。

 先日、犬に襲われかかった。といっても、その辺をうろつく野良犬ではない。れっきとした、飼い犬にである。というのも、人の住む家には、インターホンの位置に関して二通りある。道路に面した門のところにインターホンがあるケース。そして、門からずーっと中に入っていって、玄関ドアのところにあるケース。そのお宅は後者だった。だから、当然、訪問するには、「勝手に」門から入ってインターホンを押すしかない(宅配業者も同じだろう)。インターホンに手を伸ばしたその瞬間、犬が激しく吠える声。すごい形相?で私の方に突進してきた。つまり、放し飼いだったのだ。飼い主が私の悲鳴を聞いて咄嗟に外へ出てきて下さったので、危うく難を逃れたが、寿命が縮んだ。思うに、インターホンの位置と犬の飼い方には、重要な注意事項があるようだ。

 昨日、犬に殺されかかった。というと大げさだが、狭い割りに交通量の多い道(歩道と車道の区別の無い)を歩いていたら、突然道路沿いの家の庭から大きな犬が私に吠えた。柵越しなのは分かっていても、こんなときの人間の条件反射(パブロフの犬?)で、反対方向に身体をよじった。そこに車が通る。あと50センチ多く身体をよじってのけ反っていたら、車に跳ねられていた。明らかに立法には馴染まないことかもしれないが、かなり危険だ。このようなケースの交通事故はいつか必ず起きる気がする。

 
   
2006年8月11日
田嶋 要
 
 


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