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一般の多数者にとっては、悲しみは報道されたその場かぎりのことかもしれないが、当事者にとってはまさに生涯続く深い悲しみなのだ、ということを改めて認識させたのが、JR西の列車事故で愛する人を亡くした女性の飛び降り自殺である。JRから遺族とは扱われなかった悲しみが、彼女の苦痛を倍加していたようだ。JR幹部の妙に「仕事然」としたサバサバした弔問時の態度に、一層腹立たしさを覚える。犯罪被害者と同様、重大な過失のある事故の被害者と遺族は、他のどんな社会的弱者と比較しても、国が手厚く支えるべき人々である、と改めて思う。橋で酒気帯び運転に追突されて幼子3人を失った福岡のご夫妻や、保育園からの歩行中に脇見運転に殺された4人の園児のご両親のことを思うたび、遣り切れない深い悲しみを覚える。
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