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塩野七生さんの論評


今朝の読売新聞にあった塩野七生さんによる小沢・安倍・小泉論評は興味深かった。
勝負をした小泉前総理を高く評価し、小沢さんに対しては勝負・戦いを避けていると批判をし、安倍さんに至っては、今更性格は変えられぬが、と前置きしながら、何を言いたいのか伝わらない、などと痛烈である。凡人には書けないローマ帝国の歴史小説を書き上げる塩野さんだからこそ、その論評には少なからず考えさせられるものが ある。民主党の小沢代表ご自身も、この塩野さんの言わんとすることは十二分に分かって頂いているとは思うし、またそれに小沢代表なりの答えを出すべく、7月の参議院選挙の一点に賭けて、人生最後の戦いの駒を周到に進めていると私は信じている。

それにしても、である。地元からの民主党への評判は昨今あまり芳しくない。それも控えめな言い方で、実際にはかなりひどい。国民には耳の痛いはずの「年金財源目的の消費税引き上げ」を撤回したことなどが、中でも特に不評を買っている。「本当に 政権を取る気があるのか。」「ブレていてどうするのか。」こんな具合である。休会中に税制調査会長や行革大臣の辞任が起き、また自民党の国会議員のお金絡みのニュースが色々出てきたり、と、確かに小沢代表の仰る「安倍政権は既に政権末期の様相」はその通りだと思うのだが、安倍政権の支持率の下落が、そのまま民主党支持率の上昇にはね返っていないことに、大変な危機感を覚える。この危機感を、党全体でどこまで共有できるか。この半年が勝負である。

 
   
2007年1月4日
田嶋 要
 
 


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