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銃は銃でも


明日の、私にとっては久しぶりの、本会議代表質問の準備をしている。放送法等の改正である。質問原稿をひとまず書き終えて、TVをつけると、日本や米国の、相変わらず銃を使った犯罪事件の報道。

同じ人間が考えることだから、だいたいどんな政策も似通ったものになりそうなものだが、この「銃」に関する政策ほど、日米で差のあるものはない。どちらもで銃の事件はあるが、その意味はまるっきり違う。片や日本では銃は違法。銃の事件はあってはいけないのだ。片や米国では合法であり憲法で保障された自衛権を構成する不可欠の道具である。だから、銃の事件は、一定程度避けられないといえる。銃は銃でも、社会での位置づけは正反対ということだ。

米国の理屈もそれはそれとして筋は通っている。だが、自衛権だということで、では日本でも銃を合法化すべきかと言えば、おそらく大多数が反対を表明するであろう。日本人にとって、そんな社会は御免こうむりたいのである。この溝は永遠に埋まらないであろう。憲法が保障する、生命・財産にかかわるところなのに、アプローチが180度違うのである。

 
   
2007年5月21日
田嶋 要
 
 


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