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先日私が国会で取り上げた災害給付共済制度というのは、学校で生徒が怪我をしたときに治療費やお見舞金が出る制度だが、自殺の場合については、その自殺が学校内で起きたら2800万円の見舞金が出て、学校外なら一銭も出ないという、おかしな制度であることは、以前の日記で既に書いた(ちなみに、勤労者の労災では、自殺の場合にこういう区別は無く、ドイツでは同一制度として運用されている)。
実は、福岡と愛媛の2件のいじめ自殺のケースについて、現在、この共済制度を所管する独立行政法人内で、どういう扱いにするか検討が続いている。どちらのケースも学校外での自殺であるが、私も国会で取り上げたとおり、あまりにも理不尽であり、制度を変更すべきという声が高まっているため、判断に時間が掛かっているらしい。これらについては、特に私がご遺族から相談されたわけでもお願いされたわけでもないが、今そこにある制度の理不尽と戦い、苦しんでいる現場の人々を少しでも救い出せたら、私にも役目があったと思っている。
山口県光町で起きた母子殺人事件のご遺族である本村洋さんには、おそらくテレビを通して多くの人々が涙を流し、また同氏が深い悲しみの中にも強く、冷静に亡き妻子のために戦う姿に感動をしていることであろう。私もその一人である。加害者の人権という考え方を否定はしないが、どこまでいっても、被害者は加害者よりも一層ケアされ守られるべきだというのは、人間の自然な感情であろう。愛する人を奪われ人生が変わってしまった人々を、裁判でさらに苦しめるような、そんな社会であってはならない。こんな事件を目の当たりにするたびに、私に何ができるか、を考えている。
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