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すごい辞め方


本会議が開かれる5分前、代表質問に立つはずだった鳩山さん、長妻さんの挨拶が民主党代議士会で行われていた頃から、なにかしら様子がおかしい。 と、安住代議士が、「本会議5分遅らせたい」との与党からの申し入れがあったことを、発表。なんだなんだ、とさまざまな憶測が飛ぶ中で、程なくして安倍総理辞意表明のニュースが伝わってきた。

最悪のタイミングだ。2時からの記者会見で「(辞める)決断はなるべく早く」、と言っていたが、十分遅い。その判断力の弱さには唖然とするばかりである。政治の空白は10日以上に及ぶだろうということだ。テロ特措法など重要課題山積、しかも内閣を改造して、所信表明をして、それに対する野党代表質問のその日、というのは、おそらくはこれ以上無い悪いタイミングではなかろうか。

マスコミが繰り返し報ずる、辞任の理由に、また驚いてしまった。テロ特措法延長の問題について、民主党小沢党首に党首会談を申し入れていたが、断られたのが理由なのだという。選挙期間を通じても、常に人のせいにしてきた総理ではあったが、これほどの信じられない理由もなかろう。自らの発言が国民にどういう印象を与えるか、全くわかっていない。一国のリーダーとして余りにも無責任であり、惨めである。

今も際限なく報道がされているが、安倍総理は、実は8月末から公の場以外では、体を横にせざるを得ないほどの疲労が続いていたのだという。噂は本当だった。くれぐれも、特にこれからの数日間、心身ともに十分なケアを周囲の方々にお願いしつつ、一日も早く健康を取り戻してもらいたい。また、政治の空白が最小限となるように、我々も努力しなければならない。

 
   
2007年9月12日
田嶋 要
 
 


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