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アンフェアな質問


今、衆議院予算委員会に続いて、参議院での予算委員会が開かれている。これらの自民党の質問を聞いていて、時々おかしな感じがする。テロ特措法の関係でも、あるいは農業政策でも、本来なら政府に対して考え方を質す場であるはずの委員会で、自民党質問者は民主党の政策・主張に関して、政府に質問をしている。

それだけ民主党の存在、政策を無視できなくなってきている証左と見ることもできるかもしれないが、これでは質問の仕方が余りにアンフェアだと思う。なぜなら、自民党質問者や政府答弁者がいくら民主党の政策を批判しても、それに対してその質問時間の質問者でも答弁者でもない民主党は、一切の反論の術がないからだ。ましてや、質問者が民主党の主張を正しく理解していないのなら、なおさらだ。

これは今日に始まったことではないし、政府と自民党とが、苦し紛れにこのようなデキレースをやるのであろうが、あくまで権力を持っているのは政府であり、その政府の実行している政策、計画している予算に対しての質問をする場が、予算委員会のはずである。テレビを通した一方的な野党攻撃は、実に卑怯なものとして、視聴者の目に映るであろう。選挙の時に、政府広報の顔をして、実は自民党政策をアピールしていたのと、その姑息な手法としては類似している。


 
   
2007年10月15日
田嶋 要
 
 


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