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以前から高い評判が国会にも聞こえていたペシャワール会代表の中村哲さんのお話を、ようやく今日、外交・防衛の部門会で聞くことができた。もちろんテロ特措法の関係で、である。普段、部門会には余り現れない前原さんも、そして副議長の横路さんも、そして多くの議員が中村さんのお話に熱心に耳を傾けた。中村さんは医師でもあるが、その本業よりも、アフガニスタンで井戸を掘り続ける人、として知られている。奇しくも、米軍のアフガン攻撃が始まった2001年の12月、「医師井戸を掘る」という本が賞を取っている。また2003年8月には、アジアのノーベル平和賞とも言われるマグサイサイ賞「平和と国際理解部門」を受賞している。
人道に反する一般人殺戮と、人道復興支援とが、一体どうして両立するのか。中村さんのメッセージは突き詰めればこの一点に尽きる。重い。彼は17年もアフガニスタンに住んで、全てを見てきた、実践してきた人だから。素朴な疑問は、石破防衛大臣や福田総理が、こういう現地の経験を持つ方々の話に耳を傾けたことがあるのだろうか、ということである。
ちょうど中村さんが1500本もの井戸を掘り続けている期間に、そしてインド洋上の海上自衛隊の隊員の方々が50度にもなる灼熱の中で苦労している期間に、守屋前防衛省事務次官は業者と250回もの接待ゴルフを繰り返していた。結局、防衛省から次々に出てくる不祥事によって、テロ特別委員会の質疑は大幅にずれ込み、来週月曜が守屋氏の証人喚問、そして民主党の質疑は火曜日に行われることになった。私の質問も火曜日である。
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