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5千万件に及ぶ、いわゆる“宙に浮いた年金記録”を、「来年3月末までに全て解決する」と約束していた政府が、遂に断念した。予想通りの結末である。これで、日本の公的年金制度は、今の制度のままでは事実上永久にその信頼を回復することはできなくなった。そして、まじめに掛け金を払ってきた国民は、不信感を募らせながら欠陥商品に付き合わされることになる。
テロ特措法と防衛省問題に国会での主役の座を暫し奪われていた感のあった年金問題であるが、これでまた主役復帰だ。どんな悪政にも暴動が起きないおとなしい国民性だとは日本人は言われるが、来年は是非、暴動よりも力のある一票で、この日本の不幸を終わりにしようではないか。日本人には、もっとまともな政治が似合うのだから。
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