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外国人地方参政権の勉強会が、推進派、慎重派ともに民主党内で続けられていると、以前報告した。そんな中、昨日開かれた、推進派の勉強会は珍しい設定だった。というのも、慎重派のジャーナリスト櫻井よしこさんが講演されたからだ。彼女自身がそれを「敵陣突入」というような誇張した表現で言われていたが、はっきり言って、むしろこういう議論をもっとやる必要があるのだ。推進派が推進派講師ばかりを、慎重派が慎重派講師ばかりを呼んで、自己満足的な時間を過ごしても、意見はすれ違うばかり、溝は深まるばかりである。(本当は、推進派と慎重派がそれぞれ会合を開くこと自体がおかしいと思うのだが。)
櫻井さんの、終わりの方の発言が耳に残った。つまり、外国人への地方参政権獲得を強く運動しているのは、実は団体の幹部のような立場の方々で、一般の外国籍の日本在住者は、ほとんどの人は関心が無い、という点だ。彼女は実証的にそのことは事実だと断言をされていて、それへの説得力ある反論は推進派の方々からは発言されなかった。実際のところはどうなのだろうか? また、互恵主義に基づいて、すでに韓国では参政権が実現したことがよく指摘されるが、実際にそれによって地方参政権を韓国で得た日本人はわずかに55人だということも、少し互恵主義を言うには余りにも小さな数字の印象である。
推進派の代表を務める岡田克也さんから、櫻井さんの、「帰化要件の緩和による日本国籍の取得をすればよい」という主張に関して、国籍を変える事をそんなに軽く考えてよいのか、そこがもっとも違和感がある、という趣旨の発言があった。この点に関して、櫻井さんと岡田さんとは平行線だった印象だ。講演自体は終始わきあいあい、推進派のハクシンクンさんも「甘えている」とか言われて色めく瞬間もあったが、しかしこれからも徹底的な、本音の議論がもっともっと行われるべきであることだけは、まちがいない。
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