国際社会で、画期的なことが実現しました。クラスター爆弾禁止条約が、わが国も含む約90カ国によって署名されたのです。米国や中国、ロシアといった大国が、まだ署名に抵抗しているようですが、何であれ兵器を減らす方向での国際的合意が成立したこと自体、歴史的に大きな意義があります。NGO・有志国による軍縮条約は、対人地雷禁止条約に次いで、二例目だそうです。
今回に至るクラスター爆弾禁止への取り組みは、北欧の小国ノルウェーのしたたかな外交努力があったと聞きます。私は、ここに日本の今後の国際社会での役割という点に関する、ヒントがあると思います。今、日本政府は、「世界の趨勢だから」と署名働きかけを米国などへ行っているようです。もちろん、それはそれで大切なことですが、やはりまだ後追い的な役割にとどまっている印象は否めません。本来は日本もノルウェーのように、「世界の趨勢」を自ら創り出していく役割を担えるようになっていくべきです。唯一の被爆国であることを最大限生かして、私も政治家として、これができる日本国を目指してゆきたいと思います。
|