たじま要日記

羽田の騒音

地元の美浜区にお住まいの方からお問い合わせをいただきました。
本日国土交通省からヒアリングを行いましたので、その結果を以下に箇条書きでご報告します。

・昨年の夏8月から、第四滑走路(D)の工事が始まり、その結果、南風の吹く主に夏季に使っていたB滑走路、C滑走路のうち、メインで使っていたCが使えなくなった。その結果、千葉市上空3000フィートを飛ぶBだけを現在使っている。工事は夜20:45から始まるので、21時台、22時台のB着陸頻度は2分に一本となっている。

・この工事はH22年10月までを予定している。つまり、夏季はあと3度、今年の夏と来年、再来年の夏に、騒音がこれまでよりも頻繁になる。国土交通省は千葉市に対してはその説明を行ってきたが、地域住民への広報活動を行ったことはない。工事が昨年8月に始まったため、実質的には今年の夏から騒音が増えることになる。

・工事終了後は、現在の滑走路3本が、4本に増え、24時間離着陸となる。夜間離着陸は本数がまばらなため、すべて東京湾海上ルートを飛ぶことになる(住民への影響が無いということ)。一方、これまで運行されてきた時間帯は、離着陸回数が1.3から1.4倍になる(年間30万回が40万回に)。しかし一方で、滑走路が増えた結果、千葉市上空の飛行高度は、現在の3000フィートから4から5000フィートの高さを飛ぶことができるようになる。これらマイナスとプラスの両方の要因の結果、工事開始前に比べて騒音が悪化するか改善されるか、至急シュミレーション結果を報告する。

・工事期間中、工事終了後、とも、騒音は国が定めた補償対象基準の75デシベルには満たないため、騒音補償対象にはならない。

今日のヒアリングで分かったことは以上であります。もう少し情報提供を受けますが、いずれにせよ、国が千葉市職員に説明だけしておしまい、と考えていたとは、まあ毎度のことなのですが、少し唖然としてしまいました。羽田空港の施策は国の施策ですから、本来は国土交通省が新聞の地域版か何かに「第四滑走路建設の間、騒音でご迷惑をお掛けします。」とか、少なくともそのぐらいの広報活動は工事を始める前にすべきだったと思います。道路工事の時と同じです。いずれにせよ、工事は期間が限られますが、その後の平常運行時に騒音がどうなるか、また、海上飛行となる深夜の離着陸は地域住民にとって本当に騒音問題を引き起こさないのか、また後日国土交通省から再度の説明を受ける予定です。

 


2008年7月3日

 

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