週間雑感
□ 地元にある製鉄メーカー、JFEの製造現場を初めて本格的に視察させて頂き、またその後、温暖化や環境税、排出権取引に関しての意見交換をさせて頂きました。特に印象に残ったのは、いわゆるセクター別アプローチというのが、私が従来からあるべきと考えていた方向性と極めて近い内容だったということです。CO2の排出源と言う意味では、製鉄と電力が槍玉に上がることが多いのですが、今後しっかり研究して、民主党としての政策に提言してゆきたいと考えています。大変タイムリーな視察でした。余談ですが、東京のJFEから説明に来た部長さんが、私のワシントンDC時代の友人だということが分かりました。私が米国で出会った、最も頭の切れる日本人です。
□ 地元で、外国人労働力を介護の現場に活かしていくことの相談を受けています。折から、インドネシアからの介護士が正式に日本に入国を始めたところですが、いよいよ日本もそういうステージに入ったようです。介護の現場は低賃金によりなり手がいない、という深刻な状況にあります。他の先進諸国を見れば、特定の職業において外国人の力を借りるということは、やはり今の時代の流れではないかと感じています。見方を変えれば、超少子高齢化の日本の社会は、実は近隣アジア諸国と福祉分野などを通してより相互理解を深めていくチャンスなのかもしれません。
□ 地元の千葉経済大学付属高校の応援のため、甲子園に行きました。斉藤投手のすばらしい投球で、3対1で勝つことができました。休会中、地元で過ごす時間が圧倒的ですが、こうして時に選挙区を離れることは大変有意義です。食文化のみならず、関西の風景はやはり首都圏と違います。ちなみに、甲子園に応援に行ったのは4度目ですが、私が応援に入った試合は今のところ全勝街道まっしぐらです。
□ 内閣改造が行なわれましたが、私は別に余り興味がありません。今必要なのは、自民党内閣の改造などではなく、日本の過去半世紀の政治・行政の構造、つまり権力構造の改造なのです。それ即ち、社会の改造ということです。二週間に一度、地域単位で国政報告・タウンミーティングを行なっていますが、今の政治権力を何が何でも終わりにしなければ、という国民の怨嗟の声は、かつて一度も経験したことの無いほどの高まりとなっています。今の政権が一日延びれば、国民生活の不幸が一日延びるのです。
□ 中国ギョーザ問題に関連して、中国政府からの口止め依頼を受け、福田総理以下の日本政府自身が、我々日本国民への真実の情報開示を一ヶ月も意図的に遅らせていた、という事実が判明しました。驚くべき裏切り行為というほか無いと思います。民間の多くの食品メーカーなどが、不祥事の情報公開が遅れたことを社会から強く指弾され、それが原因で市場からの撤退を余儀なくされているというのに、国民生活の安心・安全に責任のある日本政府が、国民をだますようなことは断じて許されるものではありません。
2008年8月8日