新盆
8月の13日から今日までの3日間は、毎年、新盆のご挨拶に地域のお宅を回り ます。昨年の夏から今年に掛けて亡くなった方々のご遺族の方々を弔問し、お線 香を上げさせていただくのです。地域によってはこのような習慣の廃れてしまっ たところもあるようですが、私の地域では今でも多くのところで行なわれていま す。
こうして、集中的に、新盆という同じ状況のご家庭を巡ると、一見同じような状 況の中に、様々な家庭の様子、家族構成、亡くなった方の闘病生活、残された方 々のその後の暮らしを垣間見ることができます。やはり高齢の男性が亡くなって いるケースが多いのですが、中には若くして癌と闘い、天寿を全うされた方も何 人もおいでです。また、一切寝たきりや入院や手術を経験せずに亡くなった方が いる一方で、10年以上にも亘った闘病生活、介護などを経て、亡くなった方も います。
冠婚葬祭に回る時間があったら政策の研究に時間を充てよ、と、こんなご意見も 時々頂きますが、このような新盆ご挨拶をする中で、これからの超高齢化社会に おける、生老病死について、あるいはまた、介護のこと、終末期医療のことなど 、政策に関わる様々なことを考えさせられます。臓器移植法の関係に私も国会で 取り組んでいますが、これからの時代、誰もが癌などの病で苦しまず、「ピンピ ンコロリ」を望む中で、安楽死の問題は間違いなく大きな政治課題になってくる と思っています。
2008年8月15日