【現地本部長日記】「犬・猫のシェルター」

かなめ日記 現地本部長日記

6月26日の日記「ペットの問題」のその後のご報告です。今日は犬・猫用のシェルター3箇所を視察してまいりました。第一シェルターは既に犬・猫ともに満杯の状態で、ここだけでは新たにペットを捕獲しても受け皿にはなりえません。一方、第二シェルターは7月25日から利用可能となる計画で、現在、内装などの作業が行われています。3月に慌てて確保した第一シェルターと比較しても、設備も広さも優れている第二シェルターがオープンすれば、ペットの環境も改善が期待されます。

さらに、今回、確認できたことは、獣医師の馬場先生などの抜群の行動力のおかげで、第三シェルターが今週から稼動を始めたことです。7月になって捕獲された犬・猫合わせて15匹ほどが既に良い環境の第三シェルターで生活しています。これら三つのシェルターと、獣医師会のご協力による各動物病院での受入れ態勢とにより、捕獲されたペットの受け皿の問題は大幅に改善します。

捕獲の方については、7月1日に福島県獣医師会の方々や私も出席した最終打ち合わせを行い、そして4日から実際の捕獲を始めました。捕獲ネットや仕掛け檻などの有効性などを獣医師の方々などが実地で試しながら、徐々に成果を上げています。そして今月の16・17の両日には、獣医師さんらの指揮のもとで、ボランティアの方々のご協力も得ながら、車二台で一組、それを9地区で実施する大掛かりな集中捕獲を行う計画です。この捕獲は、野生化してしまっている犬・猫(事故前にペットとして飼われていたものの、今は住居の敷地内にはいない犬・猫)を対象に集中して行われます。また、暑さで動物があまり路上に出てこない、という報告もあり、給餌給水も並行して行っています。

他方、これまでも行ってきた一時立入りに伴う住居の敷地内のペットの保護に関しても、7月より体制を強化しています。具体的には、立入りバスの台数を50台まで増やす、ペット保護を目的とした一時立入りをなるべく前倒しする、家の中ではなく敷地内に放し飼いになっているペットは別働隊がまとめて保護する、などにより捕獲数の向上を図っています。今日までに保護された犬・猫は353頭、そして今後も敷地内で保護可能な犬・猫は300頭程度いるのではないかと想定しています。


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