【かなめ日記】「謹賀新年」

かなめ日記

今年は気持ちを切り替えて前進しよう、と考えながら、日本全体が喪に服している元旦だと思います。今年もよろしくお願いいたします。改めて、昨年3月11日の大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、すべての被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。

大晦日の新聞に、私も訪ねた宮城県石巻市の大川小学校、大勢の子供たちと先生方が津波の犠牲になったことで知られた場所ですが、その小学校で今も行方不明のままのわが子を捜索する両親の写真が掲載されていました。大震災から9か月以上が過ぎましたが、彼らにとって時間は止まったままなのです。改めて、そうした変わらぬ苦しみの中にある人々のことを忘れず、今年も頑張ろうと決意を新たにします。

紅白歌合戦の番組で、震災の当日に生まれた赤ちゃんが次々と画面に映し出されました。その中には、福島市や二本松市で生まれた赤ちゃんの可愛い笑顔もありました。ただ、その笑顔の向こうには、原発事故の放射能の心配があります。今なお続く原発事故、目に見えない放射能とのたたかい。今後少なくとも30年という年月をかけて、福島の人々の健康を見守り、かつ守っていかねばなりません。そうした不安の中にある人々のために、今年も頑張ろうと決意を新たにします。

年末は12月28日に、議員会館で税と社会保障制度に関する大激論。9時間に及ぶ会議の中心は消費税増税について。結局、私が主張してきた、議員定数の削減と国家公務員総人件費の2割削減が、消費税増税の大前提ということが確認をされました。増税は国民の多くも必要性を認識していると思います。ただ、「納得感」が大切。その納得感とは、他のあらゆる財源確保の手段を講じ尽くしたということです。大きく言えば行政改革。中でも「まず櫂より始めよ」の議員定数削減と、公務員改革は絶対に断行です。任期一杯の衆議院選挙としても、残された時間は二年ありません。これらの行政改革の最重要2政策の断行を、まず私としても不退転の決意でやりぬく覚悟です。これらだけは、野田総理に対しても私は一切譲歩をしません。

次に、福島特別措置法。これまでもかなり時間を充ててきましたが、まだ福島のためにやれることがかなりあります。気の毒な被害者である方々が、国から十分手厚く支援されていると感じて頂ける日まで、頑張りぬきたいと思います。キーワードは、健康・除染・賠償・移動です。福島の復興無くして、日本の復興無し。

昨年私が与野党法案修正の責任者を務めた、復興特区法のフォローも今年の重要なアクションと考えています。地元千葉県の被災地や東北地方の被災地を訪ね、復興特区がスピード感をもって前進ができるよう尽力します。この新法には、被災自治体からの提案を受けて、国の立法府や行政府がアクションを取ることになっています。被災地現場からの大胆な提案を期待しますし、また国も積極的に動いていきたいと思います。

昨年までの経済産業大臣政務官の頃の担当任務は、今後もいろいろとテーマとして追いかけて行きます。中でも、原発事故を受けての再生可能エネルギー関連産業の動きからは目を離せません。特に、私は超党派の地熱発電議員連盟の事務局長でもあることから、この地味かつ本命のベースロードの再生可能エネルギーを、一過性のブームに終わらせないようにしっかりと具体的に前進させようと思います。

取り組みたいことはまだまだ沢山ありますが、特に今年は千葉県から成長戦略を具体化していきたいと思っています。たとえば、TPPでは農業部門が大きな焦点となりましたが、千葉県の競争力ある農業の対アジア輸出促進、日本の製造業の技術力による世界の環境問題への貢献、クールジャパンの具体的成功事例の実現、医療現場のニーズと製造現場とのマッチングなど、予算化をした成長戦略のそれぞれの分野の課題を見極め、民間部門の活躍をバックアップしていきます。

毎年元旦恒例の千葉日報新聞朝刊に載った、私の年頭の抱負は、以上いろいろと書きましたが、まとめると、1)議員定数削減と国家公務員総人件費削減との断行、2)福島はじめ被災地支援策の具体的推進、3)成長戦略、再生可能エネルギー、グリーン・ライフイノベーションの成功事例の実現、ということになります。今年も一日一日を大切に、全力で疾走します。ご指導、どうかよろしくお願い申し上げます。


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