【メルマガ】かなめーる vol.239

かなめーる

(7月4日執筆)

かなめーるの皆さま、こんにちは。たじま要です。金曜日の夜です。先週の国会終了直後に欧州に視察を行い、一昨日、帰国しました。欧州では、フランスのビュールとフィンランドのオルキルオト、オンカロを視察して参りました。世界で数少ない、原発から出る高レベル放射性廃棄物の処分地であります。これらの国々では、原発を動かし始めた数十年も前から、発生する「ゴミ」の捨て場所を真剣に検討し、粘り強く国民と対話し、決断し、未来世代に責任のある政治が行われてきました。地下300メートルから500メートルの場所に、10万年!の間、ゴミを眠らせます。

しかし、こうした最終処分地が決定しているのは、今回は訪問できなかったスウェーデンを含めて僅か三カ国に過ぎず、日本など殆どの原発利用国は今日まで、いわば「トイレの無い家」に住んでいる状態です。先送りを続けた上、311による原発事故も重なり、特に地震大国である我が国は、最終処分地の決定は困難を極めること必至です。しかし、原発による電気の恩恵に充分あずかってきた現世代が何としてもこの問題を決着し、未来世代に負担を押し付けない政治を取り戻さねばなりません。

さて、私が日本を離れている間に、日本の政治では大変残念な事態が起きました。7月1日、ついに安倍内閣が集団的自衛権の行使について閣議決定をしてしまったのです。折しも自衛隊創設60周年を記念する、まさにその日に。さすがに直後に行われた世論調査では、内閣支持率は5割を切る急落となりました。各界各層から批判の声が上がっていますが、とにかく進め方が乱暴で国民不在。中身の議論以前の問題として、テーマが非日常を扱い、最後は国民の覚悟を問うテーマだからこそ、相当の時間をかけた国民的な議論が必要です。国会休会中も含め、危機感と緊張感を持って、このテーマについての研究と議論を私も深めて参ります。 

この5ヶ月間の国会での活動と欧州視察のご報告を含めた国政ご報告のビラを、夏には皆様にお届けできる予定です。それでは、地域の様々な行事でまた皆様とお目にかかれる日を楽しみにしております。

衆議院議員

たじま要

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